 参考文献 『オセロー』 小田島雄志 訳 白水社 シェイクスピア全集 |
万事はここにある。まだ混沌としたままだが、悪事は実現されるまで、その素顔を見せないままなのだ。 『素晴らしい女だ！俺の魂は地獄に落ちてもいい。お前を愛さないようなら、お前を愛さない時が来れば、この世は混沌の闇に飲まれよう』 …とでも言おうとしたのかしら、００７は？一応マダムへの賛辞のはずだし・・・。でもどうせなら００７の代わりに、アルベルトさまにぼそりと呟いていただきたかったわ、冒頭のセリフを不吉な予言のように♪きゃあああ！（すみません〜〜！完全に趣味に走っております） とにもかくにも、混沌の闇に飲まれてしまった３人。どうしてフランちゃんを連れて行かなかったのかしら？「誰かが僕たちを見ていたような気がする」なんて、ジョーってば言ってたのに。マダムの企みも居場所も、すぐにわかっちゃったでしょうにね。やっぱり夜更かしは美容の大敵だから、誘うの遠慮したのかしら？ 今回は、マダムの体内での００９＆００４のコンビネーションにワクワクし通しでした。甲冑がひっくり返った時に、ハッと振り向いて銃（と手）を構えるシーンも♪「どうした、００７？」のユニゾンも、カーペットと戯れる２人のジャンプの、絶妙な阿吽の呼吸も〜♪紫色の空間にウワアアアア！って落ちていくジョーもイイ♪「助かったよ、００７」の声が、なんとも可愛くて。超音波で苦しむ赤目ジョーはもちろん、ボケる００７につっこむアルベルトさまがちょっとムキになってるのがキュート。←銃を構えるこのジョーもいい！ マダムは、ＳＦロマンの挿絵で、ジョーと流れ星を見ているヘレンと、ローレライのロミィを思わせる、石森キャラらしい女性。でも彼女は一体いつの時代に生きた人なんでしょう。馬車といい・・・人力車といい・・・夫の陸軍士官の騎馬姿。あれは１９世紀末？う〜ん、謎だなあ。あんなふうに彼女を機械に接続したのがＢＧなの？それとも・・・ずっと待ち続けていた彼女が、これからも待ち続けるために、ＢＧの力を借りたのだろうか？００９に撃たれて、パイプの触手みたいなのがにょろにょろ出てきたのはなぜなのかしら？燃え盛る炎の中に浮かび上がる２人の姿。「死んでもずっとこの家で、夫の帰りを待っていた彼女の魂。あまりにも思いが強かったのか、待ち焦がれ地上に残ってしまったのだろう」彼女はこれで時の封印から解き放たれ、やっと愛する夫の元に行けたのでしょうか？それとも・・・。 いつもながら、闘い終わって、炎に照らされるジョーの表情がたまりません♪ |
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