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ヒルダの指輪。ジャンの時計（勝手に決めつけている）。第１世代の人々には、それぞれの過去の思い出の品があるんですね。体の自由が利かなくなったアルベルトさまが、「００１１、おまえは・・・もう・・・」と、絞り出すような声で呟き、その指輪をひっかけて必死に引金を引く。そして・・・彼女の名前を呼ぶ。切ないシーンでした。 う〜んん！正直言って・・・今回は、ヒルダのエピソードに、「家族」、機械の体と心。重要なテーマが盛りだくさん。そのせいか、かなり重要だと思われるセリフがぽんぽん連発されてしまったのが、惜しい。特にコズミ博士。えっ？！なぜあなたが今、それを言っちゃうのお？って叫んでしまった(汗)。ストーリー展開よりも、セリフだけが深くなってしまったトコロがいくつかあったような気がして、もったいなかったです〜。いえ、どれもすごくいいセリフなんですよ。だからこそじっくりと味わいたかったな。贅沢かしら。今回は００１１とアルベルトさまの葛藤にしぼってもよかったかな、とか。００１１の悲哀がちょっと伝わりにくかったような気がするので。「何だ、コイツは？！これでもサイボーグなのか？」００４に「化け物」と呼ばれる体をもった００１１については、当然、他のメンバーだって考えるところはあっただろうし。 「わかっちゃいるさ。けどな、切り捨てることなんかできないんだ。そんなことをしたら・・・俺は・・・ただの機械人間になっちまう」う〜〜〜〜！そうなんです！そうなんですよ〜！ああ、でもっ！！私としては・・・これはあくまでもアルベルトさまの心の中の叫びであって欲しかった！よりによって、ジョーくんに言っちゃうなんて・・・しくしく。だって、今ここで、アルベルトさまがそんなことをおっしゃってしまったら、優柔不断ジョーくんは、これからどうすればいいの〜？ 「お前にぬくもりがあれば・・・人間らしい優しさがあれば家族はきっとわかってくれる。わかってくれるはずだ」きっと―――これからなんですよね、彼らがこの壁にぶち当たるのは。前回の「フランスに帰れば・・・」ていうジョーの発言と同じ。その言葉の本当の重さを彼らが知るのは、まだまだこれから。ううっ、哀しいです〜！！！ あ！でも、もう５話まで来ちゃったのね。１０分の１が終わっちゃったのかあ。う〜ん、そうね、出し惜しみなんてしてたら、５２回で、完結篇序章までなんてとても間に合わないですよね。 |
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