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原作ではフランちゃんとグレート＆パンはピクニック気分で敵の基地に乗り込んでしまうし、ジョーはジョーで、今ならセクハラ騒動になりかねない発言しちゃう。けれど、平成版は一味違います。攻撃型サイボーグではない００３が、ああやって懸命に戦ってるのに（しかも００９のピンチに！）、ここで「女の子は・・・」なんて言ってしまったら、ぶち壊しですものね。そして！さあ、でましたよ！！お待ち兼ねのこのセリフ！う・・・ん。もうちょっとアポロンにぼこぼこにやられてからでも・・・って十分やられてましたっけ？でも、最後の最後に慌しく出ちゃったからなあ。でも、やっとやっと聞けましたね〜！さすが主人公だわっ！この調子で頑張れ〜〜！！ 「彼らが何者であっても目的が何であっても、地上を荒らす権利は無いよ。止めなきゃいけない。必ず」 このシーンの００９も素敵〜♪「あとは・・・」のセリフの時の００９より、５歳以上はお兄さんに見えました。 さて、敵の目をひきつけるために、彼と００２・３・４は正面からマグマ島に上陸を試みる。彼らを物の数とも思っていないミュートスたちは、警戒の欠片もない。やすやすと上陸し、出会った奇妙な子ども。問答無用とばかりパラライザーで仕留める００２は、その行為を非難する００３に、またかよ、と肩をすくめる。その子の傷口に、自分のハンカチを包帯がわりに巻きつける００３。（防護服にポケットがあったなんて知りませんでした〜！）パンは、きっと彼女の優しさの中にアルテミスと同じものを感じていた。だから、彼女を助けたかった。彼女を攻撃しようとする仲間を止めたかった。ただ、それだけだったのに・・・。この時、００３はようやく気づいた。あの子どもが、サイボーグであったことに。彼らは神などではない。神を名乗るサイボーグ。そう。００４言うところの「お仲間」に過ぎなかった。 「なぜだ？勝てないとわかっていて、なぜやつらは乗り込んできたのだ？」 彼らがやってきたのは、勝つためではないから。神と名乗るものによる破壊を、地上から争いを無くすためと称された一方的な破壊を、止めさせるために彼らは来た。けれど・・・ アポロンとアルテミス姉弟。その絆の深さが、これからの展開に絡んでくるのかしら？特にアポロン。姉へのあの熱烈な崇拝ぶり。何かありそうです。もしかして・・・この姉弟の悲しいエピソードが、ミュートスサイボーグ誕生のきっかけだったりする、かな？（またまた深読みしすぎだっ） |
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