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「でも・・・完璧じゃないから・・・まだ人でいられるような気がする」 痛みも、苦しみも何も感じなくなれば。自分の力の限界を感じることなく、迷いも悩みもなくなってしまえば・・・本当に人でなくなる。そうはなりたくない。たとえ自分達の持つ力が「神」に匹敵するものであったとしても。これだけの辛く重い会話。２人が心と心をちゃんと向き合わせてるからこそできるのだと思います。その場しのぎの同情ではないジョーの言葉だけに胸にせまるものがあって。 そして、人であるがゆえに、為す術もなく見つめていることしか出来ない彼ら。それぞれの正義の下で、泥沼の戦いを続ける兵士達を目の前にして。 「何とかしたいけど、僕達じゃ・・・どうしようもない」 この無力感、神にはありえない。 「同じ人間同士がさ、哀しいね」 「いつになったら闘いがなくなるんだろう。いつか、争いがなくなる日が来るのかしら？」 闘いが、争いがなくならない限り、彼らは闘わなければならない。だから・・・ 「行こう」 優しく頷くジョー。まだ思いを吹っ切れていなかった彼女が、はっと面をあげた。自分で嫌悪している能力を使って、すばやく敵の姿を捉える。現れたのは「オリンポスの神々」。瞬時に街を跡形もなく消滅させ、００ナンバーたちに圧倒的な力を見せつけて去っていく。 「人間は戦いをはじめることは出来ても、やめることは出来ない」 だから神がその力で終わらせる。けれど、それで本当に平穏がもたらされるのか？戦争を終わらせるために原爆を落とした・・・という理論と同じように思える。 ああっ！今週は内容が盛りだくさん過ぎて、全くまとまりませんでした(泣）敵さんたちについては、また来週。００ナンバーは、それぞれのキャラクターの特徴が良く出てて良かったです。登場の仕方もかっこよかったし。戦闘意欲満々のアルさま！やっぱりあなたはこうでなくっちゃ！「喧嘩は売られる前に売る！」って感じがいい♪そして、翡翠の玉をさりげなくフランちゃんに渡す張大人♪冒頭と呼応してるこのエピソード、とてもよかった。でも、あのしっかりした手の握り方、うううむ。大人てば、美味しすぎる。あ・・・ジョー、フランちゃんの腕を掴むのは慣れてるみたいだけど、ちゃんと手は握ったことあるのだろうか？雪乃さんの声っていいですね。激しい声も沈んだ声も、あの囁くような「ありがと」って声！素敵でした。「神は心の中にいる」のＧくん。さすがです。 そして！！正直言ってあの元気なファンファーレ、そろそろ耳についてきたな・・・って思っていたところに、先週のあの予告篇！！ああっ！もしや？の期待通り、ミュートス篇に入ってバージョンアップっ！！さすがプロのお仕事です！小室さん、去年放映開始前にぶつぶつ言ってたイケナイ私を許して〜！脱帽です！ |
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