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今回、初めて関係者じゃない人に、彼（ら）がサイボーグだってこと知られちゃったんですよね。シンシアやフィンドル教授よりももっと普通の一般人に。火災を起こしたホテルに閉じ込められたキャシーを助けるため、ジェットは能力(チカラ)を使った。しかも、彼女の目の前で。でもキャシーは、意外なほど驚かなかった。「ジミーに話してたサイボーグって、あなたのことだったのね」これも時代だなあ。石森先生がこのお話を描き始められた頃には「サイボーグ？何それ？」だったのに、もう今やアニメでもハリウッド映画でも、サイボーグなんて当たり前ですものね。人工臓器だって、夢物語じゃない。もし今隣にいる人が、実はサイボーグだった、とか言われても、案外「ふ〜ん」て感じの反応をしちゃうかもしれないし。 ガス管の爆発。その直撃を受けて負傷し、むき出しになる機械の足。防護服をつけていないと、怪我しやすいのだろうか？ 「もう終わり。ジ・エンド。こんなポンコツほっといて、さっさと行きな！」 ジェットは、本気であの場で死ぬつもりだったの？う〜む；；；ひとりで加速装置でも使うつもりだったんだろうか？これは疑問だな。とにかく、そんな捨て鉢なジェットを叱咤するキャシー。 ｢まいったね。人間に助けられるなんて、情けねえサイボーグだぜ」 気の強い女性って、魅力的よね、ジェット♪でも！君がいない間に、もう一人の気の強い女性は、何だかとっても可愛い恋する女の子になっちゃってるのよ〜！！せっかく君が「こんな時に００３がいりゃあ・・・」なんて、彼女のことばかり考えてても、もう手遅れ〜♪ あの後、ジェット、大丈夫だったのかな。アメリカのマスコミなら、『猛火の中に突っ込んでいった英雄！！！』なんて大騒ぎしただろうし。病院に連れて行かれなかったのかな？この怪我がきっかけで仲間と合流することになったのね。みんな心配して、揃って飛んできたというのに、「じゃあな！一足先に帰ってるぜ！」とは！天衣無縫というか何というか。でも平成ジェットは、なかなかに愛すべきキャラだと思います。 「サンキュ！」 慕ってくれていたジミーに。サイボーグであると知ってもそれをありのまま受け入れたばかりか、ちょっと後ろ向きになりかけていた自分に喝を入れてくれたキャシーに。そして故郷に。ハドソン湾上空を誇らしげに飛ぶジェット！若者らしくていい♪ ただ・・・う〜む。やっぱり難しいのよね、きっと。４０年前のいきさつ。このご時世だから、刺しちゃうわけにはいかなかったんだろうけど。ジョーの無実の罪と同様で。でも、どうしても警察につかまるわけにはいかないっていう切迫感が、薄まってしまったし、やっぱりヒーロー達の背負っている負の十字架がないというのは残念です。これじゃ『アステカ篇』はできないし。それに・・・一般人の反応、ちょっとスムーズ過ぎる気も。１話の戦車に乗ってたオジサンが、００９に向かって「化け物だああ！」って言ったせりふが、とても印象に残っているだけに、余計に。 あ、アポロンのスーツ姿、ホントに出てきた；；；新ゼロの設定資料で見て、不思議だったんです。それに、太陽の神だから、火事は彼のせいって思ったんだけど、深読みしすぎかな。でも、日本でなく、一人でいた００２のところに姿を現したのはなぜだろう？ |
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