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「突入」な理由（わけ） タイトルから、てっきり基地にでも突っ込むんだと思いこんでました。なのに、ヒドラＧに捕獲されてしまったドルフィン号。フィンドル教授のＭＭＭ−１の成果、ちゃんとＢＧのものになってるのね？設計図は、当然スカール様のもとにも送られてるはずだし。それとも、また全然別の兵器なのでしょうか？あのヒドラＧ。それはともかく、イワンちゃんのお目目が光らなければ、今回のタイトルは「捕獲」か「収容」だった？でも、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」作戦なのね？ああ、どうなるか、ワクワクです！ ＢＧの科学力を信じるんじゃ―――とても重い言葉。その科学力が生み出したものは、ドルフィン号だけじゃなくて、「彼ら」そのものがそうだから。あれだけの敵を相手に戦える自分達の強さ。その凄まじさを冷静になって振り返れば、きっと気づくはず。ＢＧがどれだけ恐ろしい組織であるか。そして自分達の存在も、実はそれに匹敵するものであることに。まだ、彼らはその哀しみに気づくだけの余裕がないのかもしれないけれど。 で。ちょっと発作がっ！！だって、せっかくのシチュエーションだったのに、フランちゃんが・・・ううう（号泣）。ええいっ！本編とは別の勝手な一人遊び。とことん重症なんで、うっちゃっておいて下さい！！（←開き直り） 今週の妄想な改竄 ―――本当の名前、聞いていいか、００９ 「サーティーン、君の本当の名前は何ていうんだ？」 結局、ナンバーでしか呼び合うことができなかったなんて。 （僕らには、ちゃんと名前があるのに） ドアが開き、近づいてくる軽い足取りに、面を上げる００９。 「フランソワーズ・・・」 「あ・・・ジョー、いい？」 「あ、うん・・・」 寄り添うように座る。張り詰め続けていた心を、ゆっくりと解くように、彼女はほおっと息を吐いた。 「やっと一段落したわね」 「うん・・・」 暗い海の中。ドルフィン号のライトに照らされ、浮かび上がる海の雪。 「マリンスノー・・・。初めて見た」 それは、命を終えた海の小さな生き物が、海底に沈んでいく姿。美しいけれど、とても哀しい。 （流れ星と・・・同じだわ） 「綺麗なものね」 「うん・・・」 気のない返事に、思わず眉を寄せる。 （もうっ、ジョーったら！どうしてそんなに上の空なの？） せっかくこうして２人でいられるのに。 けれど、手の中のものをじっと見つめる愁いを帯びた瞳に、彼女はハッとした。＜勝手に続く＞ |
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