第39話  「新たなる刺客」 Part.2

00ナンバーたちの闘い方を知り尽くしているミュータント戦士たち。誰をどのように攻撃するか、完璧に計画を練った上で、攻撃しているように見えます。彼らの前には、00ナンバー最大の武器である「チームワーク」が機能しない。空中に吊り上げられ、攻撃され、地面に叩きつけられた003と008に駆け寄ることすら出来ない状況。超能力を使う彼らはいったい何者なのか?005に殴られた男は血を流す「生身の人間」。他の連中も同じ。彼らに、00ナンバーたちの改造された能力は、全く通用しない。心の中さえ、読み取られてしまう。ただ、005の怪力だけは別。人間が本来持っていた力を増強した能力は例外なのでしょうか?
万事休す・・・と思われた時、異変が起こった。突然、不可思議にも撤退していく4人。けれど、今の00ナンバーたちは、それを追うことすら出来ないほど、全員がボロボロに傷ついている。ああ、フランちゃん〜!!あの一撃で気を失ってしまって、まさかこのまま意識不明のまま・・・なんてこと、ないでしょうね!!(予告篇見て一安心ですが)おいっ!何をしていたんだ、009!鬼ごっこの挙句、生身の人間にこてんぱんにやられている場合ではないだろう〜〜!!ああ、お願い!島村くんが痛いのはいいけど、フランちゃんをこれ以上苦しめないで〜!(←おいおい、お前が言うのか?)
「あなたはなぜBGに?」
彼らが、自分たちと同じように無理やり攫われ、望まぬ戦いを強いられているのだとしたら・・・。だが「BGにいる以前の記憶はない」という、フランソワーズとよく似た瞳のリナ。記憶を消された?ガモ博士はガイア博士と同じ意見だった?まるでゲームのような感覚で、相手を苦しめることを楽しんでいるフィル。自分を追い込むギリギリの戦いに身を置くことを「快感」と言うケイン。その彼の名前が、人類最初の殺人を犯した男と同じだと思うのは、穿った見方過ぎるでしょうか?時間を、空間を操ることのできる彼らとの闘い。それは、今まで以上に、重く辛いものになる・・・。

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