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予告篇感想！ バレエ映画「赤い靴」が公開されたのは、まだヨーロッパが大戦の痛手から立ち直りきっていない１９４８年。石森先生も「赤い靴篇」でお描きになってましたけれど、新聞人形とヒロインがくるくる踊る場面は、とっても印象的でした。あの映画を、ほんの子供の頃に見たというフランソワーズ。やっぱり彼女は１９４０年代生まれなのでしょうか。 （余談ですが・・・たらららたらららら〜♪なんて音楽で、ゆうきみほ？が主役をやっていたＴＶドラマの「赤い靴」なんて、もう誰も覚えてないですよね。結構ハマってた私；；←古すぎ！） さて、「オーロラ作戦」の次に「幻影の聖夜」を持ってくるとは、なかなか心憎いストーリー構成。今回で、殺戮兵器として改造された自分を、初めて意識したジョー。君のことだから、同じ哀しみを共有する仲間の苦悩にまで、ちゃんと思い至ってるわよね？だからこそ、次週、フランちゃんの気持ちに寄り添えるのよね？一緒に受け止めようとする・・・ところまでは、まだ無理かもしれないけれど。でも、ここが２人にとってはターニングポイントになるのよね？ね？ ＢＧによって時を止められた彼女。この姿で、ここにいてはいけない存在。今さら故郷に戻ったところで、帰る場所などない。それはわかっている。なのに、彼女はパリに足を踏み入れる。まるで、そのことを思い知って、きちんと運命に向き合い、決着をつけるかのように。本当に気高くて強いひと。でも・・・どんなに強くても・・・彼女はとても辛くて悲しい思いをしてる。傷ついてるの。ああ、ジョー！君はどんなふうにそんな彼女を迎えるの？ドルフィン号で待ってたりしないで、ちゃんとパリまで迎えに行ってあげるのよ！「一緒に帰ろう」って言うのよ！！「お帰り、００３」でもいいぞっ！あ、今度こそ、ちゃんと名前も呼ぶのよ！そしそれにクリスマスなんですからね！言わなきゃいけないことがあるの、わかってる？原作では、さんざん君が受け止めてもらう立場だったけど・・・アニメでは、彼女の方が圧倒的に重いものを背負ってるんだから。君の優しさに、彼女が惹かれていく・・・という設定なのなら、ここで頑張らないで、いつ頑張るんだ！！頼んだわよ〜〜！平成ジョー！でないと、同じ第１世代のあの方に、完全にお株も彼女も奪われてしまうぞっ！ 来週は見どころいっぱい♪期待しすぎるな！と心のどこかで叫ぶ声がするけれど、もう遅い！プチ・フランちゃんのバレリーナ姿、ジャン兄！パパとかママンとかも登場するのかしら？そして・・・手術台・・・ドキドキドキ！と、フランちゃんネタなら、数十秒の予告篇でも、本編と同じくらいに楽しめてしまったのでした。 |
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