第8話  「トモダチ」 Part.1
 BGの本業は武器の製造・販売!
「力こそが新たな秩序を作り上げる、唯一の道と信ずる同胞たちよ!」久々登場のスカール閣下!!エンジン全開♪リムジンに設置されたラジオ。続々と集まってくる「死の商人」たちがK.K.K.もどきの白い頭巾をかぶって。墓標のように並ぶたくさんの椅子。モノトーンのこの場面、白黒アニメにそのままあった?と思うほど、60年代テイストたっぷり!00ナンバーの攻撃で浮かび上がったロボットの姿に、思わず鉄人28号か?と。懐かしいな♪
「まず、本日の舞台を紹介しよう!」おおお!マフラーをなびかせる009の後姿!!!カッコいいぞ!そうか〜ロボットの前に、まず001〜9を売り込むつもりね?(笑)いや、もし彼らが逃亡してなかったら、同じように死の商人たちを前にした、性能お披露目イベントが開催されてたのでしょうか?それはともかく、ここの場面転換をはじめ、前半の構成、よく練られていたと思いました。第7回、何度か、映画を観てるようなコマでフェイドアウトしてましたよね?その時はなぜ何度も?と疑問だったのですが、なるほど〜!あれはスカール閣下がご覧になってたわけですな。でも、全部見ていたのなら、0013のちょっとした裏切り(ジョーを助けちゃったし)や、00ナンバーたちの動向にももっと気づくはずよね。う〜ん、まあそれはそれとして。BGからの視点と、ジョーの回想、00ナンバーたちの今の状況、そして東京の崩壊、という流れ、うん、なかなかよかった!(偉そうな私;;)
なぜ攻撃してこないか不思議がっているメンバーたち。そりゃあBGにすれば、逃げ出した試作品と遊んでいるより、お得意さんとの商売のほうがよほど大事な業務だもの。しかし、何てことでしょう!裏切り者たちは、周到に準備されていたであろうデモンストレーション会場の日本に偶然逃げて来ちゃった。ああ!不運なスカールさま!!一大商機だったというのに、儲け損ねたわけね。震災に見せて大都市を破壊する、というなら、やっぱり東京か、ロサンゼルスだものなあ。でもコズミ博士を誘拐されてなかったら、00ナンバーたちはBGの計画に気づいてなかったんじゃないかしら?今のところ防戦一方だから、とても余裕がなかったはず(汗)。デモンストレーションと、00ナンバー攻撃を同時にするのは、まだ0014が完成してないから、無理だったのだろうか?
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