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神父様への疑惑に苦しむジョー。神父様の謎、わからないままだと暗すぎるかな、やっぱり。ホントは騙されていたのだけど、誰もそれを知らない。だからキイチやナツコたち（エッちゃんも？）が、ジョーの前に敵として登場した時に、神父様への恨みごとを口にするのを聞き、苦悩しつつ、彼らと闘うジョー。身寄りのない自分を育ててくれた人への信頼が揺ぐ。何のために育てられたのか？悪の組織に加担させるために？神に仕える人が？信じたいのに、次々と明らかになる事実は、ジョーの思いを根底から揺るがしていく。自分が育ってきた環境に対する不信は、「人間」そのものに対する信頼を崩壊させてしまうほどの衝撃。人間とは「善」の皮をかぶった「悪」なのか？・・・とか、ど〜んと悩むジョーも見たかったな。平成ジョーくんは、原作よりは素直に育ってきたような気がするから、余計に。だって、神父様とＢＧの結びつきという新設定、すごくいいな、と思ったので、これで終わってしまう（？）のはもったいない気がしたんです。 ００１３は、なぜ海に飛び込んだのかなど、ロボットとの切っても切れない関係については、来週待ちですね。そうそう！ラストは、他のメンバーも一緒にいてほしかったな。原作の、悲しげに目を伏せたフランちゃんの横顔、すごく好きだったし。「本当の名前・・・」おおっ？！これをここで使っちゃうってことは、ヨミ篇のあの素晴らしい場面はどうなってしまうの？同じネタを二回使うのかな？と思わずアルベルトさまの心配をしてしまった私。 兄弟なのに、手を触れ合うことも出来なかった００１０。自分の体を取り戻すために、必死になって攻撃してきた００１１。愛する人を待ち続ける一途な思いを、ＢＧに利用された（、と私は思ってます）００１２。そして００１３は、自分と同じように闘いたくないと思っていたのに。幼い子供の身を案じ、ほんの小さな親切を幸せだと感じるような、優しく繊細な少年。そんな彼と、トモダチになれこそすれ、なぜ闘わなければならない？最後は自分を犠牲にして、闘いに自ら終止符を打った００１３。その穏やかな最期の表情に、望むと望まざるとにかかわらず、自分たちはＢＧと闘わねばならないという、はっきりとした意志を持ち始めた００９。本当に哀しいラストシーン。でも―――闘いは、まだ始まったばかり。 |
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