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「今週のJoe＆Fran」 （―――００９・・・一人で大丈夫かしら。何か・・・とても心配なことがあったみたいだった。いつもより元気なかったもの。何があったのかしら？） ００３は、潜水艇の窓から海中を眺めながら、物思いに耽っていた。街の探索から戻った００９は明らかにいつもと違っていたから。 （街で昔の友達に出会ったから？それで何か辛いことを思い出したの？同じ時代に、同じ場所にいるのに、自分だけが変わってしまったっていうのもとても辛いわね。あ、でも・・・あのウサギさんの話をしたときは・・・いつもの００９の笑顔だったわ） 『お帰りなさい、００９』 『うん・・・ただいま』 『何か・・・手がかりがあった？』 『いいや、だめだったよ。それに・・・・・』 『何か・・・あったの？・・・心配なこと？』 『いや・・・大丈夫だよ。君たちのほうは？』 『ううん、全然ダメ。東京って・・・眠らない街なのね。２４時間、人が蠢いて、ひっきりなしに音がしてる。「今」は、これが普通なの？』 『普通だとは思いたくないけどね・・・。あ、そうだ、君におみやげがあるんだ』 『おみやげ？なあに？』 『ほらっ、かわいいだろう？』 『ほんとだわ！可愛いウサギさんね。これ、どうしたの？』 『偶然、街で知り合った男の子が、作ってくれたんだ。それも・・・目の前であっという間に』 『目の前で？偶然知り合ったって・・・初めて会った人が作ってくれたの？』 『うん・・・。たまたま出会った友達がね・・・その子にちょっと・・・』 『あら、お友達にも会えたの？よかったわね』 『う・・・ん・・・そうなんだけど・・・』 『・・・００９？・・・』 『あ・・・ごめん。何でもないんだ。あ、これ・・・君が持ってて』 「え？いいの？でも、あなたがせっかくもらったんでしょう？』 『うん、大切にするって言った』 『じゃあ、だめよ。ちゃんとあなたが持っててあげなきゃ。造ってくれた人が悲しむわ。』 『大切にするって言ったから・・・だから・・・君にあげたいんだ。持っててくれる？』 『ええ・・・ありがと。嬉しいわ』 すみません〜！またまた勝手にやってます（泣）。おまけに今日見たＴＶ雑誌に、「第１０話○ーロラ作戦」って載ってたし。ついに平成ジョー君の真価（？）が問われる時が来るのね？うううっ！次の本格的なＪｏｅ＆Ｆｒａｎシーンは、「いやよ！」までお預け？あそこは、是非よろしくお願いします〜！たとえヴェトナムに行かなくても！！それとも・・・クリスマスに期待していい？ |
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