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戦いを望んでいないのに、闘わなければならない哀しみ。生身の体とひきかえに無理やり与えられた能力は、いわばその象徴。その哀しみを通して少しずつ心の距離を縮めていっているジョーとフランソワーズ。でも本当はアルテミスも同じ。彼女は「神の裁き」という問答無用の大義名分があってこそ、迷わないでいられるだけで。戦いのない世の中を作りたいと願う、００ナンバーたちとも戦いたいとは思っていないアルテミスと闘わねばならない。ましてやジョーにとっては、自分の命を救ってくれた相手。そうそう、アルテミスが去った後、月を見上げるジョーのあの目、たまりません〜♪ 「辛い闘いになるわね」「うん」 気持ちはちゃんと通じてる。それにジョーの「うん」がきっぱりしてて好き♪先月のＴＶ誌で、２４話のタイトルを見て悶絶していた自分が情けないわ〜〜！うう、ごめんね、ジョー。それからアルテミス！美しい月狩の女神。とっても綺麗♪なのに「彼女」でも「彼」でも通用しそうなキャラなのがまたいいです。砂浜に傷ついた００９をどさっと放り投げるところなんて、フランちゃんは絶対そんなことしないだけに、新鮮で素敵だった！でも・・・ジョーは防護服の上着脱がされちゃったのね？穴ぼこの下に包帯が巻いてあったもの。バンソウコウじゃなかったし。ううう。アルさまの上半身裸を見ちゃったフランちゃん。ジョーの上半身裸を見ちゃったアルテミス；；；でも、そんなことどうでもいい〜！って展開だったのが非常に嬉しい〜♪（先月は怯えてましたが）ドルフィン号の中で行方知れずのジョーを思うフランちゃんの哀しげな目が印象的。でも戻ってきた００９に「良かった・・・無事で」と瞳を潤ませながらも、バインダーを投げ捨てて駆け寄ったりしないところも好き♪ それから、パン。パンは子どもなんですよね。アキレスが死んだことに、あの時はとても怯えていた。そして悲しんでもいる。でもその本当の重大さを、自分の行為と結びつけて理解するのにはまだ幼すぎる。そんな子どもがサイボーグにされたなんて。アルテミスを慕うパンの姿が哀れでなりません。あのおぞましい改造室の様子を見てふと思ったのですが、実はミュートスたちは全員血のつながりのある家族だったのではないかって。いや、そうじゃないかな。ガイア博士が自分の作りたい「神の姿をした玩具」にふさわしい美しかったり屈強だったりした人間を選び抜いてきたのかも。 さて、そのガイア博士に撃たれたアルテミス、どうなるのでしょう？見つけるのはパンで、パンがフランちゃんに知らせて・・・だといいな。「終章」とっても楽しみです〜♪ |
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