 「大丈夫。僕はここにいる。これからもずっと」「ジョー・・・！」 「君のそばに・・・」 （３つ目のセリフは、お約束！このあと、噂のシーンが入るのかしら？） ああ！杉本博士説のとおり、星空が似合う二人ですもの！あ、もちろん、「綺麗なお月さま」も似合いますが。じめじめした地下じゃなくて、満天の星の下で、こんな会話をして欲しいですよね。映像的にもぴったりだし。でも、一方で、あのドルフィン号の甲板シーン。まだ未来を信じている２人には、そのまま穏やかな幸せな時間を過ごさせてあげたいなとも思うんです。だってあの予告の会話、切な過ぎるんだもの（涙）。フランちゃん、絶対泣いてるし（泣）。 フランソワーズがあんな切羽詰まった言葉を口にしたのは、ビーナたちの死を目の当たりにしたからだと思いました。ヘレンの登場で、フランソワーズはすごく女の子らしい感情に目覚めてしまいましたよね。鈍感な島村くんへの苛立ちを、彼女に八つ当たりしちゃったりして自己嫌悪に陥ったり、ヘレンを助ける島村くんの姿にムッとしたり。でも、彼女は決してフランちゃんの嫉妬（？）の対象だけではなかったような気がします。 自らすすんでギルモアとの人質交換に応じようとするヘレンとビーナ。 「ビーナ、待て！」。 「ビーナたちをどうするつもりだ？！」←このせりふが「ヘレンたち」じゃなかったので、思わず島村くんをヨシヨシしたくなった私は鬼かしら？ごめんね、ヘレン・・・。（ちなみに、原作では、ジョーは「おうい、ボグート その子たちをど・・・どうするつもりだ？」なんて暢気なことを言っています。ストーリとしてはひたすら暗いヨミ篇。でも原作の００ナンバーたちは、実は結構のんびりしてるんですよね） 「必ず助けに行く」、と、すれ違いざま、ビーナに囁く００４。 「ヘレン・・・」そう声をかけたのは、００９ではなくフランソワーズだった。アルベルトとは違い、何も言わずにヘレンを行かせちゃうジョーにかわって。彼女は、同じ年頃のヘレンやビーナに親近感を感じていたのではないでしょうか。考えてみれば、いままでムクツケキ男どもの中で、たった一人の女性だったんだもの。女の子が一緒にいてくれることで、ホッとした部分もあったのかも。特に、自分と同じように、ジョーの優しさに惹かれているヘレンには、やきもちよりも共感を感じていたような気がする。だから記憶を取り戻したヘレンも、ジョーの笑顔と一緒に、自分をかばってくれるフランソワーズのことを思い出していたのかな、と。 けれど、彼女たちはあっけなく殺されてしまう。ＢＧの酷いやり方は、骨身にしみているはずなのに。こうなることは十分予想できたのに。彼女たちはそれを覚悟していた。なのに彼女たちを行かせてしまった。「敵ではなく、友達になれたのに」「闘いたくなかったのに」これまで彼らが目にしてきた「死」は、倒したくなかったとはいえ、自分たちを狙う「敵｣だった。だけど、今度は違う。彼女たちは、自分たちと一緒に、それぞれの幸せな未来を信じて闘って来た仲間。そんな仲間を、初めて失ったゼロゼロナンバーたち。 生身の体も、いるべき時代も、帰るべき場所も何もかも失い、迷いながらフランソワーズは闘って来た。もう何も失うものはない。でもＢＧを倒さなければ、自分たちに未来はない。自分たちの望む未来をつくる。そのために闘う。そんなジョーの言葉を、仲間たちの言葉を信じて。だけど―――まだ、失うものがあった。一番大切なもの。それを失ってしまったら、自分は未来をなくしてしまうのと同じ。明日を信じることが出来なくなってしまう。だけど、この闘いは―――そんな悲しい予感が、彼女を襲う。 「どうしたんだい？今日の君は、どこかおかしいよ」・・・ううう。もうすぐ最終回だというのに、おかしくないわけないでしょう！一番おかしいのは君だよ！！こんな非常時に、相変わらずトボケてるんだから（涙）。でも、どこかおかしい、と感じるということは、ジョーにも「いつものフランちゃんはこうだ」と思うものがあるわけですよね。それってどんなフランちゃんなんだろう？う〜〜む。 さて、全国のジョー＆フランファン誰もが願う↑の光景が、果たして動く絵で、櫻井くんと雪乃さんの素敵声つきで見られるでしょうか？まさか、予告編の声だけで終わりってことはないでしょうね、結晶時間のように。 泣いても笑っても、本編は残すところあと１話。いろんな意味で、神よ、お力ぞえを！生まれてはじめて・・・・・・あなたに祈ります。 |
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