 ドルフィン号を失った００ナンバーたちは、モングランに乗り込んで地底へ向かう。なぜＢＧに自分たちの動きが読まれているのか？不審に思うビーナと００ナンバーたち。そしてビーナの連絡を受けてダフネを疑い始めたダイナとアフロ。地底を進むモングランを襲うボグート。００ナンバーたちはモングランをも失って、しかも勢力を２分された状態で、地下の世界に放り出されてしまう。息を呑んで姉達の危機を見つめるダフネ。「プワワーク人のために、多少の犠牲は覚悟したはずだ」と、ボグートは動揺するダフネに冷たく言い放つ。地底の砂漠に落ちた００１、００２、００３、００５、００９そしてヘレン。００３は００１を腕に庇い、その二人を００５が身を盾にして守る。あ、イワンの揺りかご、わざわざもって来たんですね。あんな状況でも。そして、岩の下敷きになって倒れていた００９は、ヘレンを庇っていた。 アニメ●ィア１０月号のイラストでかなり癒されたはずの私ですが、やっぱりとうとう言っちゃいます（笑）。暴言。ネガティブな意見は読みたくないという方は、こちらから次のページへどうぞ！ ジョーがヘレンを庇って、それをフランソワーズが見てやきもちを焼いてしまう。それがあの場面の見所（？）の１つですよね。原作でも、フランソワーズの気の強いところが可愛くて。なのになあんにも気づかないで、「みんな無事でよかった」とか暢気にフランちゃんに声をかけて、「ふんっ！」とか言われて焦る原作ジョー君。まあ、あんなピンチな状況にしては、確かにほのぼのしすぎているとは思うけれど。さて、アニメ。展開は同じなのに、ジョーが倒れているシーンが長すぎたり、体の下からヘレンの腕が見えているといったカットが、なんだかこれ見よがしで、悪趣味な感じがしましたです。（おお！そこまで言うか、私？）４６話の後味が悪かったのは、あのあたりの演出（かな？）のせいだな。確かにインパクトは強かったけど・・・なんて言えばいいかな。そう、石森作品には絶対に欠かせない「品」がいまいち足りないというか。（おいおいおい！暴言加速装置が；；；）でも、それがないと、どんなに原作をなぞってても「００９」にはならないんですよね。今回に限らずですけど。逆にそれさえ弁えててくれたら、どれだけオリジナルなお話になってても、ちゃんと００９として楽しめると思うし。結局はそのキャラクターへの愛情というか、思い入れというか。なんか違うのよね；；；いえ、ジョーは悪くないんですよ。ほんとに。ヘレンに優しくするのはお約束ですもの。でも、あの絵の表現の仕方が・・・ちょっとなあ。次の場面のフランちゃんとジェットの会話の状況もそう。お話としてはあれくらいのほうがわかりやすいのだろうけど、あれでキャラクターの内面を掘り下げた、って言われたら・・・うう、不憫だよ、ジェットもフランソワーズも。今まで敢えて曖昧にしてきたことを、ここで一気に深める、という意図が空回りしてるみたいで（涙）。むしろ、「ほえ？」な島村くんを見てるとホッとしたりして。でも、彼も結局、４６話かけても何を考えているのかよくわからない人（たぶん何も考えてない人）でしかないみたいですよね。いや、原作のジョーもそんなところはありましたけれどね。全ては、宙から落っこちる時に明らかになるんでしょうか？せめて、そうあってほしいな。・・・なんていろいろ偉そうなことを言いましたけど、要は、私が見ててあんまり嬉しくなかっただけです（笑）。はい、それだけです。すみません、支離滅裂で。だって、もう一方の即席カップルは、あんなにうまく繊細に表現されてるんですもの。なんだかなあ。どっちがヒーローでヒロインなんだ？って言ってはいけないことを言ってしまった；；；どうせなら、面と向かってヤキモチ焼いてガツンとやって欲しかったな、フランちゃん。寝ぼけた坊やの目を覚まさせるには、ジェットの１発だけじゃ足らない〜！！ |
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