 さて、気を取り直して。ペンダント。ジョーが姿を消してから、フランソワーズにとっては、あれはジョーの形見のようなものだった。ぎゅっと握り締めながら、彼のことを思ってきた。それをリナに手渡すフランソワーズ。彼女たち２人の思いがシンクロする。辛い場面の多いこの話の中で、心が温かくなるシーンでした。でも、ミーはなぜあれが補助装置だと知らなかったのでしょう？ そして。主人公２は、やはりＧくん。「俺たちは決められた未来を信じて闘ってきた覚えはない。未来を、俺たちの望むようなものにかえる。俺が信じてきたものは、その可能性と―――この仲間達だ」ミュートス篇でもあなたは言っていました。「信じることが可能性を生む」と。ああ、いつまでも成長しない末っ子に、呆れていませんか？アフリカでもお説教したのにねえ。ひとり飛ばされた未来に、みんなが探しに来てくれた。自分を思って。大切な仲間だと思って。なのに、あなたはなぜ恐れるの？無意味な戦いだと思ったその時に、あなたたちの戦いは無意味になる。けれどあなたは仲間と一緒なのよ！しっかりして！島村ジョー！！もう〜〜！！そんなイライラさせるジョーの肩にそっと手を置いて、フランソワーズが優しく言った。「帰りましょう、ジョー。私たちの時代へ」過去から来た彼女が口にした『私たちの時代』。とても心に染みました。また闘うことになった。自分たちはいつまでも同じことを繰り返しているのではないか。そんな不安に押しつぶされそうになっていたフランソワーズ。そんな彼女が未来を信じて「今｣を生きようとしてる。戦いはいつまで続くのか、わからないけれど、彼女は未来を信じてる。ああ、ジョー！頼むッ！君もしっかり成長してね！！「見て、未来が変わり始めたんだよ」ギルモア博士のノートが未来を変える？「未来は変えられる。ＢＧは必ず倒せる」そこには、彼らの戦いの日々のどこまでが記されていたのだろう？ニコルが彼らを訪ねてきたことを考えると、きっと・・・。私も、可能性を信じたい。 さて。実は番宣を見たときに、あれ？って思ったんです。Ｇくんに紛れて、フランちゃんの姿だけがないように見えて、６人しかいないのかな？って。シンクロワープって、能力を持ったニコルがはぐれてしまうような厄介なものだから、精神的にはただの人間である００ナンバーたちが飛んだら、かなりのダメージやアクシデントがあるのかな、とか思っていたんです。ジョーが最初に飛ばされた時も、一瞬気を失っていたみたいだし。なので、未来には飛んだものの、みんな少しずつ着地した場所が違ったりするのかな、と。何人かが先にジョーに会うことが出来て、それから残りのメンバーを探しにいく。その頃、少し離れたところに何とか着地したフランちゃんが、あたりの惨状に呆然としてるところに、スナイパーがやってきて、ガガガガ！と攻撃を始める。必死で応戦するフランちゃんにジョーが気づいて、吹き飛ばされたフランちゃんをジョーが加速装置使って助けて、次にフランちゃんが気づいた時にはジョーの腕の中に。「ジョー・・・無事だったのね！」「フランソワーズ・・・君の声が・・・聞こえたよ」きゃあああああ！・・・なんてことを本番が始まるまでの４０分間、そわそわと考えていた私だったのでした。はあ、疲れた。でも、そうね。見つめ合ってただけでも幸せよね。加速装置の連続使用には限界があるから、気をつけてね、ジョー♪ |
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