 「見えたのか・・・」ああああ！アルさまっ！！あのあと、胸を貸してあげてほしかった〜〜〜！！壁にもたれて目を覆ってるフランちゃんをぐっと抱き寄せて欲しかったのにいいい！！！博士〜〜！！捏造お願い〜！！ という私のリクエストに、博士♪見事に応えてくれて有難う〜！！！うふふふふふふ♪ざまみろ、島村〜〜♪そうなの、そうなのよ！！「わかった、もういい・・・」「アルベルト・・・私、どうしたらいいの？」「君は疲れてるんだ。無理するな。さあ、テントに入って休もう」（テント割りも、結構気になってたんです。２つあったから）きゃあああ！！アルさまっ！ワクワクするわっ！雪乃さんもアルさまがお好きのようだし、これでめでたしめでたしの平成版。七夕の夜、ジョー君のお相手はアリスかアリサか知らないけど、どうぞご勝手に少女宇宙人とシンクロしてね♪（←勝手に決めつけてるだけですよ〜！！） さて、原作のジョーはその辺りのツボは絶対はずさない。あんな場面では必ずフランちゃんの横にいて、ちゃんと痛みをわかってくれるのっ！！（なのに、行っちゃおうとするから、かえって性質が悪いか？）そろそろ大人になろうよ、平成島村くん。「そう信じておかしいか？！！」う〜〜ん。ここもなあ。しみじみ語って欲しかったです。「機械にも心があって不思議じゃないことは・・・半身が機械のサイボーグである僕らにはよくわかるはずだ」って。この時の表情で、フランちゃん同様、許せてしまうんですよね、原作ジョーって。「！！」がついてるけど、決して叫んでないと思う。でも、アニメでこの手のジョーのエピソードをすると、必ずジョーだけ浮いちゃう。妙に突っ走って、勝手な単独行動をとってる・・・て感じが否めなくて。新ゼロのとき、いつも思ってたんですが。だけど、原作ではそれを全く感じない。やっぱり石森先生のジョーはすごい。相手の悲しみに、苦悩に、寂しさに、限りなく共感して、寄り添わずに入られないジョーって、勿論気が揉めるんだけど、納得できてしまうんです。そういうジョーを、アニメで動かすのは難しいかな。言葉には表せない表情で、彼はいつも語ってますものね。 ともかく。フランソワーズは良かったです♪今回は、ちゃんとするべき事をして（しないでいいことをしないで）、言うべきことを言っていたから。今まで、未来都市やファラオで私が脱力していた最大の理由は、フランソワーズがどんなキャラクターであるかを示す大事なエピソードの肝心の部分が、ばっさり意味なく割愛されてたからなんですね。ジョーとフランソワーズを不自然にくっつけなくてもいい。ヨミ篇まではフランちゃんの片想いでも大いに結構（おいおい！いいんかい！）。でも、６月の怒涛の原作シリーズって、どれも彼女の彼女たる所以を表現する格好の材料だったのに・・・。たとえ、ヨミ篇前であったとしても、もっとキャラを立てる必要はあるだろうに；；；おっと、また愚痴ってしまった。そういう意味では、今回は原作以上に良かったかもしれない。たとえば、彼女の能力をめぐるエピソードが微妙にうまく本筋と絡めてありました。透視能力が落ちている。ピラミッドが見えたり見えなかったりする。何かが視覚を歪ませて、彼女の力を押さえつけている。それは風の音の仕業？そんな前フリがあったからこそ、常に見てる人に「今、００３は透視出来てるのか？」とか、意識させるんですよね。勿論フランソワーズ自身も同じ。今見えるか、見えないか、って気にしていたと思う。で、ピラミッドが見える状態になっているということは、創造主たちの遮蔽装置はオフになっているということ。つまり、フランソワーズには見えていた。最初にイシュキックに会ったときから。ふらふらと歌声に引き寄せられる００９の腕を、必死に掴んで引き止めた時にはすでに。「あの人が・・・」って言った時です。原作では彼女が「透視する」必要はない状況だったから、読んだ時は何とも思わなかった。（実は、ただいま妄想中ですが）むしろジョーの方が王女が機械であることに、早くから気づいていたのかと思ってた。けれど今回は、逆。数百年の時の流れに取り残された女性。常識で考えれば、生身の人間であるはずはないのだけど、そんなことも気になっていなかったジョー。驚いてましたよね。中身が見えて。ということは、ロボットだとは思っていなかったわけで。でも、フランソワーズはただ一人、早くから彼女がロボットであることに気づいていた。それを口にはしなかったけど。 「行きましょう。もうここにいても・・・。行きましょう、００９！」これ、単純に無意識の嫉妬の発言だとは思えないんです。 「ジョー、ダメ！ジョー！行っちゃいけない！あなたは歌声に惑わされてるの。そうよ、きっとそうなの！」 悲しい叫びですよね。フランちゃんがジョーに好意を持ってるなら。ジョーがラストで叫ぶより早く、彼女は気づいていた。時の奴隷。機械の体。自分だって同じ。時に置き去りにされ、見たくないものを見なければならない、こんな機械の体にされた。 同じように、時の中で弄ばれた存在。（せっかくの第一世代の設定、こういうところでも活かして欲しいな。ベルリンの壁とクリスマスだけじゃ、もったいないです〜！）イシュキックが機械であることを、ジョーに知らせたくないと思ったのかもしれない。わたし的フランちゃんならそう（なんか、あれこれネタバレしちゃってる気がするわ、博士；；；）。でも・・・それでも、彼を止めずに入られないフランちゃんが健気で；；；勿論、「彼女はロボットなのよっ！！」なんて、間違っても叫んだりしない。それがフランちゃん。 なぜそう思ったか？イシュキックに対して好意的でなかった仲間に、ラストで、ずっと顔をそむけるようにしていたジョーが、近づいてくるフランちゃんの気配にようやく振り返る。その時の切ない表情！！（うう、こんな顔されたら、何でも許してしまいそう；；；イカンイカン！）そして、じっと見つめ続けて。もちろん、彼女だけが自分を止めたことについても、いろいろと思うことはあったのだろうけど。「君は・・・わかってたんだね」ってジョーが言って、フランちゃんがもっと悲しげな顔で、ジョーを見つめ返す・・・というラストなら、かなり浮上するんですけどね、島村くんのポジションも。もっともそのセリフだって、アルさまにとられてしまいそうな気がする；；；頑張れ、平成ジョー！ |
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