 注：ここからは、特に妄想たっぷりです。ご注意ください。「ちょ、ちょっと、どうしたのよ？」 フランソワーズが驚いていたのは、抱きしめられたことに、ではないですね。たぶんいつもとは違ってすごく強引だったから。それこそ「折れるほど」強く抱きしめられて、苦しくて。きっといつもは優しく優しく抱きしめられてるから。それに、全く脈絡なく、あんな不埒な振る舞いをしたら、第１話でムッとしたフランちゃんですもの。いくら相手がジョーであっても、怒っちゃうかもしれない。だから、そのこと自体は、日常茶飯事。あんまり激しいから驚いていたのですよ。 そうなのよ、博士！私もリアルタイムで見たときは、あのまま終わっちゃったことに、最大の脱力感を感じていたのですが。（あ、ナンバー呼びで脱力した？私はもう大丈夫。テレビのチューナに、ギルモア博士に作ってもらったコードナンバー本名変換器を取り付けたから。これでヨミ篇で、若本さんが「００９！」って叫んでも「ジョー」って変換されちゃうけど；；）でも、あのラストシーンの直前。いろいろ今回の謎を解く鍵があるんですよっ！それを考えたら、ラストはま、あれでいかなとか思ったりして。もちろん、放映後、フランちゃんがデッキに出てくるのはお約束ですけれどね。 さて、その１つ目のキーポイント。大人たちはいつギルモア邸にやってきたのか？当然、事故の後始末もあるし、お店もちゃんと閉めなきゃいけないし、かなり時間が立っていたはずですよね。２つ目。ギルモア博士は、大人たちと一緒にお茶を飲んで話をするまで、ジョーが早く目覚めたことについて知らなかった。ということは、同じ家にいるのに会っていなかったことになるし、少なくとも、直接話をしていなかった。３つ目。なので当然、ジョーはギルモア博士の書いた手紙の内容について、知らなかった（知ろうとしなかった）。４つ目。フランソワーズは、あれだけ激しく抱きしめられたのに、なぜ彼がそうしたかについてまだ知らない。普通なら聞くはずですよね。「どうしたの？何があったの？」って。なのにまだ、ジョーがどんな時間を過ごしてきたのか、わかっていない。だから、高笑いしているジョーを、訝しく思っている。でも自分が抱きしめられたことと、今目の前のジョーのおかしな行動については全然結び付けていない。５つ目。ジョーは、いつの間にか着替えている。着替えたこと知っているのは、フランちゃんだけですけど。６つ目。フランソワーズの抱っこしているイワンちゃんは、たった今、おねむになったばかり、という雰囲気。ミルクをたっぷり飲んで、トントンしてもらって、すやすや寝ちゃったら、普通ベビーベッド行きでしょう。なのに、まだ抱っこされているってことは、イワンちゃんは、ついさっきミルクを貰ったばかりなのです（ちょっと強引？）。７つ目。ということなので、ギルモア博士のコーヒーも、ずっとお預けだった、ってことです（ほんとか？） さて。どういうことかわかるかな？元に戻ったジョーが、ギルモア博士のところに行って真相を解明することなど、思いもつかなかった。つまり、それどころじゃなかったってことですね。しかもそのあとで、服を着替えてる。ま、フランちゃんまで着替えちゃったら・・・さすがに見え見えなので、まずいでしょう♪フランちゃんも、「何があったの？」なんて聞いてる場合じゃなかったのよ♪ 「コーヒーを頼んでおったのに、フランソワーズはどうしたんじゃろう？あれから、もう１時間じゃぞ」 ”フフ、博士、だめだよ。今お取り込み中だから” 「え？」 ”僕のミルクだって、まだなのに” 「なんじゃ？ずいぶん前に、イワンのミルクはちゃんとできておったぞ。どういうことじゃ？ ”まあ、しかたないよ。おとなしく待ってるしかないネ” なんて会話が、博士とイワンちゃんの間で交わされていたのです。日曜の６時半に放送しようと思ったら、巧妙にカムフラージュしなきゃいけないから大変ですね〜。 さて。前回もお話した、シリーズ構成。巷ではいろいろ言われているようですけれど、ここに来て、私は毎回唸っております。この話があってこその「風の都」だなあって。みんなと異なる時間を、たった一人で生きなければならなかったジョー。その強烈な体験が、何百年もの間、独りぼっちで「生きてきた」機械の悲しみの心に共鳴する。あの時、イシュキックと行こうとしたって不思議じゃない。何だか、妙に納得させられちゃうと思われませんか？問題は「星祭り」だなあ。う〜む。未来都市より・・・・・・かもしれない、と全く何の根拠もなく、ひとり落ち込んでいる私です。 でも！！次回は期待していますよっ！ああっ！！フランちゃんの戦闘シーン！！カッコいい〜〜♪あの原作のオチは、確かにちょっと中途半端かもしれません。そこに、ジョーとフランちゃんの戦闘シーンが入るとなればっ！！とっても楽しみなんです。あのセリフは、ない、に１票。「花束の夢」は、あり、に１票。さてさて、どうなりますやら。古代エジプト史の中でも、イクナートン（アメンホテプＩＶ）とツタンクアメンとアンケセナメンのあたり、とても面白いところですよね。楽しみだわ♪（あのセリフはない、と覚悟しちゃうと、気楽ですね〜）戦いを通して、２人の心の絆が深まるというお話だと、とってもとっても嬉しいな♪ というわけで、恒例の（なのか？）今週もお楽しみコーナーです！！平成版「結晶時間」はそれとして楽しんだなら、やっぱり原作の「結晶時間」も読まなきゃ♪あのセリフ、櫻井君の声で聞いてみたいな。さあ！こちらへどうぞ！！！ |
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