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「私たち・・・しばらく冷静になったほうがいいと思うの」 「え？！」 「少し距離をおいて、客観的に２人の関係を見つめ直したいのよ」 「フ、フランソワーズ！！」 「これから私たち、いったいどうなるの？今、ちゃんと考えたいの。こんな中途半端な、チグハグなままじゃ、いやなのよ！だから離れましょう」 「そ、そんな・・・」 「それにあなた、私をおいて行っちゃうんでしょ？」 「え？僕が？どこに行くんだい？」 「どこだか知らないわ。でも私が止めても、行こうとしちゃうんでしょ？」 「そんな！君をおいて、どこにも行ったりしないよ」 「ほんとかしら？」 「嘘じゃないよ。誓うよ」 「じゃあ、これってどういうこと？」 『ＴＶ次郎』が、机の上に静かに置かれた。 「見てみて。６月２３日のところ」 「う、うわっ！・・・え、えっと・・・これは・・・その・・・３０話のときのミスと同じだよ。手違い・・・そう、放送局の間違いに決まってるじゃないか！」 「ほんとに？あなた、ＴＶ西京に責任押しつけてない？」 「う、うん・・・」 「もしほんとだったら、博士たちにお仕置きしてもらうわよ。いい？」 「い、いいよ。もちろん（どうせ、あの人たち、口ばっかりで大したこと出来やしないし）」 「アルベルトだって、これ見て憤慨してたわ。『アイツがこんなことしてるようじゃ、俺は闇で何をするかわからないぜ』って」 「えっ？！！！」（ナイアガラ汗！！） これからが本当に気になりますね！胃がいくつあっても足りません。でも、ヨミ篇前に「未来都市」「結晶時間」「ファラオウィルス」「風の都」「星祭り」を、やらなきゃいけないのなら、この順番しか考えられないかも。まず、約１名に大きな勘違いをさせながらも、視聴者の皆さんにはそれとなく（しっかり？）２人の関係を示唆する。そして次に、島村くんの独白大会。彼の激しい心情吐露を、これまた視聴者の皆さんだけが楽しんで。次は、いよいよ「若夫婦」発言を受けての「オットのあなたに」発言（すでに、言われた方は、慣れてて顔さえも赤らめない段階です）。そして原作では、例によって例のごとく、優しさゆえによく考えないで本能で行動しちゃう島村君を、大きく包み込むフランちゃん♪と来れば、仕上げは「いやだっ、離れたくない。一緒に死のう・・・フランソワーズ！！」しかないでしょう〜！ さて、来週、アルさまは古城めぐり。そして２人は、ハネムーンの定番、ロマンチック街道はローテンブルクかノイシュバイシュタイン城の愛の休日？あ！ジョー、お願いだから、ヨーロッパにはお洒落して行くのよ！！パリジェンヌに恥ずかしい思いをさせないように。せめて、チョッキは脱いで、あのコートを着て行ってね♪では、Bon voyage！ |
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