君には防護服は似合わない。戦場ほど、君に似つかわしくない場所はない。 こうして僕と一緒にいることは、とても不自然なことなのだ。 ずっとその思いに捉われてきた僕を、君は静かな微笑を浮かべて真っ直ぐに見つめる。 「ジョー、私は００３よ。だからこうしてここにいるの」 僕の甘いセンチメンタリズムを吹き飛ばす、凛とした君のまなざし。 ００３―――君は、気高いまでに美しいサイボーグ戦士。

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