花薄 心あてにぞ 分けてゆく ほの見し道の 跡しなければ
君と２人 ススキの野原を駆けていく
トンボを追って童女のようにはしゃぐ君
もし・・・小さい頃に出逢っていても
君は僕をそんな目で見つめていてくれた？
「そうね・・・子供の頃のジョーに逢ってみたいわ」
風のように微笑みながら 君は優しく囁いた
「ぎゅっと抱きしめてあげたいの」
思わず僕は幼い自分に嫉妬した
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