あれこれ戯言 （7/８ 改訂） 　by nyako

原作でも特にお気に入りエピソードの怒涛のアニメ化！に少々疲れ気味の今日この頃。梅雨の蒸し暑さとあいまって、どうも元気が出ない〜！！平成版は平成版として楽しみたい、という気持ちはとても強いんですけれど、罪作りなほど石森チックな紺野さん絵！に、あまりにはまり役の雪乃フランちゃん♪と櫻井ジョーくんのせいで（←おかげで、と言いなさい）、わかっちゃいるけれど、ついつい同じタイトルの原作どおりの展開を期待してしまった愚かな私。ええ。今回のアニメ、確かにいろいろと思うところはあります。山ほどあります。しかしながら、自分以外の人が「平成版のここはなあ・・・」って言ってるのを耳にしちゃう（目にしちゃう？）と、それはそれで大切なものを貶められてる気がして、とても悲しくなってしまう。何とも哀れなファン心理をお笑いください。 ・・・と言っているうちに、５月に始まった「未来都市」「結晶時間」「ファラオウィルス」「風の都」「星祭りの夜」と、ジョー＆フランソワーズメインの原作と同タイトル作品の波状攻撃、昨日２００２年７月７日、予想通り、恙無く終了いたしました（涙）。 さて、以前書きかけて放置していた原作のツボ。書いては消し、書いては消し。なかなか進みません〜。１つには、思い入れが強すぎて、うまく言葉にならない。そして、すすまないもう１つの理由は、それ書いちゃったら、自分の書いてるものの完全なネタバレになってしまいそうだからです。なので、ぼちぼちと慎重に（？）改訂していこうかと思っております。気長におつきあいくださいね。あ、繰り返しになりますが、ここに書くのは私の勝手な解釈ですので、コンプ○ートブックの解説とは違うじゃないか！どっちが正しいんだ？などとお尋ねになられてもお答えできません〜。１億人の００９ファンがいれば、１億通りの解釈が存在するのです。読解力がないと言われようと、妄想逞しすぎると言われようと、自分の中の００９は誰にも変えることは出来ないから。それは私だけでなく、どなたにとっても同じことですよね。 　さて原作の「ファラオウィルス」と「星祭りの夜」。この２つのお話は、ジョーとフランソワーズが、愛し合う恋人達の思いと、自分たちの気持ちを重ねる、という点で対になるものだと私は思っています。ご存知のとおり、ファラオはフランソワーズの、星祭りはジョーの気持ち。なので・・・当然、両者には共通する、「絶対にはずせないツボ」があるのです。 　と、振っておきながら、突然、話は変わります。そもそも石森先生は、最初からフランソワーズを主人公の恋人という設定でつくられたわけなのですが（「マンガ教室」に設定がありましたよね）、そのわりには原作でのあからさまなラブシーンはない。その慎ましやかさが２人の魅力でもあるのですよね。同時に、一部ファンからの「ジョーとフランソワーズをくっつけないで！」攻撃に、石森先生がどれだけご苦労なさってたのかがしのばれて、今の私は涙を禁じえないのです。「ジョーをフランソワーズとくっつけると怒るだろう？」だなんて。ううう。ほんと、いろんなところに気をつかわれる、優しい方だったんだなと思います・・・と、先日、確かにここに書きました。 で、怒涛のジョー＆フランソワーズ原作同タイトルシリーズが終わった今、それらの原作を読み返しつつ、ふと思ったこと。石森先生は「くっつけると怒る」ファンに配慮されてたのではなかったのではないか、と。 　ああっ！また日付が変わってしまった；；；いつも本題に入る前の意味不明なところで時間切れ。そして次には原形をとどめないほど改訂する・・・を繰り返すことになってしまいそう。ごめんなさい〜！！おやすみなさい。

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