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手を伸ばせば そこには君がいて 美しい蒼い光が 僕を見つめて微笑んでいる それは もう当たり前のようで けれど まだ夢のようで いったいいつからだったろう こんなふうに自然に 君に触れられるようになったのは 望んではいけないもの 僕が触れてはならないもの この手はきっと君を壊してしまうから どす黒い血に染まった僕は、君を汚してしまうから 破壊 殺戮 そのすべてを生み出すのは 僕のこの手だ こんな僕が ヒトとして生き長らえることに 果たして意味があるのだろうか それは許されることなのか そう問いかけつつも 僕は闘い続けてきた 心が砕けていく音に あえて両耳を塞ぎながら けれど今、頬を撫でる君の手は 優しく僕に伝える このぬくもりに そっと寄り添って 微笑んで ただ甘えて 迷わないで もうひとりで苦しまないで 私はここにいる あなたのすぐそばに ずっと探し続けていたもの ずっと求め続けていたもの 今、僕はやっと見つけた 君の瞳の中に 君のぬくもりの中に ここは僕の居場所 僕の帰るべき故郷（ふるさと） |